DV加害者プログラムとは?
- プログラムの目的
- DVをしてしまう男性が、暴力を使わずにパートナーと敬意を持って接することができるようになることです。 そのために、互いを尊重し合う関係の構築方法や、暴力による支配関係の危険性について学び、相手との対等なコミュニケーションを身につけます。 暴力ではない新しい方法で、パートナーやあなたの子どもたちと健全な関係を築くためのサポートを行います。
- プログラムを受けることができる人
- DVをやめたいと思うすべての男性(年齢や職業は問いません)。
- プログラムの内容
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- 回数:
- 全12回 #事前に個別面談を受けていただきます
- 時間:
- 1回2時間・毎週火曜日 19時~21時
- 場所:
- 長崎市内 ※参加が確定した方へ場所をお知らせします。または、オンラインでの実施になります。
- 内容:
- 専門的なスキルを身に着けたファシリテータが入り、各回のテーマに沿ってグループセッションを行います。
認知行動療法を軸としたワークショップ、自分と他者を尊重する言葉の使い方など、コミュニケーションのロールプレイを実践します。
- 「DVに結びつきやすい感情と信念」について学ぶ
自分が産まれてから、身に着けてきた価値観はどのようなものか? チェックシートを使い「棚卸し」していきます。 他者を攻撃しやすい考え方だったり、感情がコントロールできずに、力で支配しようとしてしまったりする考え方のルーツはどこにあるのか? 自分自身を振り返ってみましょう。
「暴力の子どもへの影響」について学ぶ
家庭内でDVがあると、子どもの心身の発育にどのような影響を及ぼすのか、医療的・発達的な側面から理解します。
「尊重しあえるコミュニケーションとは」など
アイメッセージを使ったロールプレイを実践し、「相手を尊重しつつも、自分の気持ちを言葉にして伝える」練習をしていきます。 ほかにも、怒りを感じた時に実践するボディワークや、わかりやすく、取り組みやすい内容を用意しています。
セッションのテーマ例:
- 「DVに結びつきやすい感情と信念」について学ぶ
本研究会のDV加害者プログラムは、特定非営利活動法人RRP研究会が実施しているDV教育プログラム-男性編-をモデルにしています。
RRP研究会については下記をご覧ください。
http://www.rrpken.jp/ - プログラムの受講料
- 50,000円
※テキストはありませんが、セッションごとに資料やDVDを用います。プログラム参加費と別に資料代などの負担はありません。
プログラムを途中でやめられた場合でもプログラム費用の返金はありません。 - プログラム参加について注意事項
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- プログラムは週に1回(2時間)行い、全部で12回のセッションがあります。原則、12回すべてに参加して頂くことがプログラム受講の条件です。
- 本プログラムは、被害者の方の安全を最も重視しています。プログラム中、パートナー(被害者)に対して、被害者が危険であるとスタッフが判断した場合こちらから直接パートナーへ連絡することがあります。
- 本プログラム受講をされても「受講証明書」や「修了証」は出しませんのでご了承ください。
プログラムの受講を申し込みされる方は、下記をご覧ください。
DV加害者更生プログラム受講希望の方へ